再資源化の取り組み
勝又商事は、ゼロ・エミッションの実現にむけて、 5つのSの実践、3つのRの推進に取り組んでいます。
0-Emission
社会の「もの」の流れの中で、製品は消費され、廃棄物となってその使命を終えます。それらを再生し、原料として再び流れの中に送り出すのが私たちの仕事です。
勝又商事は、地球にゴミを出さない「ゼロ・エミッション」循環型社会の実現に貢献します。
3R(Reuse・Reduce・Recycle)
勝又商事では、地球環境を有効に活用するために、3つのRを推進。地球環境へかかる負担の減少に、あらゆる角度から取り組んでいます。
Reuse(再利用)
日々発生する消耗品は、捨ててしまえばゴミになります。何度も使える仕組み・商品づくりが、明日の環境を守ります。勝又商事では、廃棄物の再利用を積極的にご提案していきます。
Reduce(廃棄抑制)
廃棄物を有効に活用することを考える前に、その発生を最小限に抑えることが、環境への負担を大幅に削減します。勝又商事では、廃棄抑制への取り組みを応援しています。
Recycle(再生利用)
今まで焼却や、埋立によって処分されていた廃棄物にも、素材別に分類・加工することで、資源として再利用できるものがあります。私たちは、廃棄物の収集・処理を通じてリサイクルを進めていきます。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・身美)
一人ひとりの取り組みが、勝又商事の力となります。この考えのもと、勝又商事では社員教育の充実、能力重視主義の徹底などを通じて、ヒューマンパワーの向上に努めています。
その一環として、5Sの実践を推進。ミス、ムダや危険を排除し、地球とお客様のあらゆるニーズにお応えできる最良の作業環境を整えています。
整理
必要なもの、不必要なものをはっきりと分類
整頓
整理で残ったものを合理的に並べ、分かりやすく明示
清掃
職場をきれいにすることで、ムダ、危険を追放
清潔
整理・整頓・清掃からなる「予防3S」状態を維持
身美
身辺を常に美しく保ち、正確・迅速・高生産性を習慣化
資源リサイクルの取り組み
私たちは、廃棄物そのものを貴重な「資源の資源」と考え、大切に取り扱っています。
収集した廃棄物の中には、資源として再利用できるものが多く含まれています。それらを分別し、圧縮・破砕によって、ブロック状やカレット状に加工されています。その後、加工物は製鉄所やメーカーに送られ、資源として再利用されます。
空き缶
選別機によってアルミ缶・スチール缶・スプレー缶・その他の缶などに分別し、プレス機によりブロック状にします。その後、製鉄工場等でアルミやスチール原料として再利用されます。
ペットボトル
収集・運搬したペットボトルは、用途によってプレス機によりプレス。あるいは粉砕機により細かく粉砕します。その後、処理工場、製品製造工場を経て衣料品やプラスチック製品として生まれ変わります。
空きビン
収集したあきびんは「無色・茶色・緑色・その他の色」の4色に分別。ガラスびんとしての再利用や再使用、あるいは土木・建築材料などとして再利用されています。
古紙
ダンボール、新聞、雑誌、牛乳パック、OA用紙、パンフレットなど種類別に選別をし破砕後、プレス機でプレスします。こうしてブロック化された古紙は、製紙工場にてダンボールの原紙など再生紙として生まれ変わります。
金属類
金属は、鉄・アルミニウム・ステンレス・真鍮・銅などの素材別に選別され、それぞれ処理を行ったのちに再生事業者でリサイクルされています。
生ごみ
御殿場市一般廃棄物処理事業協同組合で運営する生ゴミ処理施設「ゆめかまど」にて堆肥化され、野菜やお米の栽培に使用されています。
機密書類
勝又商事では、お客様よりお預かりいたしました、機密書類は段ボール箱を開けずにそのまま製紙会社に持ち込み、段ボール箱に入れたまま溶解処理※を行うことで、機密を保持したまま製紙原料としてリサイクルされています。
溶解処理終了後は溶解証明書を発行し、確実に機密情報を抹消したことを証明しています。
溶解処理とは、パルパーと呼ばれる大型ミキサーのような機械に段ボール箱に梱包された機密書類を未開封のまま投入し、水と機械の撹拌力にてバラバラの繊維になるまで解す(ほぐす)処理です。